腰トントンは身体からのメッセージ
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みなさまは、腰をトントンと叩いてはいませんか?
それは何気ないクセのようですが、実は身体が発している“助けて”のサインなのです。
無意識に腰を叩いているのは、「疲れてきたよ」「重いよ」「違和感がある」といった感覚を、脳がキャッチしている証拠です。
特に前かがみ姿勢が多い方はご注意ください。
腰椎(腰の骨)には通常の1.5~2倍もの圧力がかかっています。
腹筋や背筋といった体幹が使えていないと、腰の筋肉だけで身体を支えるようになり、筋肉がこわばり、血流も鈍化。
その結果、だるさや痛みが増して腰をトントン叩いてしまうのです。
このサインを放っておくと、腰痛の慢性化だけでなく、椎間板ヘルニアや神経の圧迫など、深刻な症状のリスクとなります。
改善のためには、「骨盤を立てた正しい姿勢」を意識することです。
体幹を鍛える腹圧トレーニング(ドローイン)、もも裏へのストレッチが効果的です。
また、長時間の同一姿勢は避け、定期的に身体を動かす、水分をしっかり摂るなどで筋肉の柔軟性を高めてください。
腰トントンは、いまの生活習慣を見直して欲しいという身体からのメッセージです。
まずはご自身の身体を観察してみましょう!